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1月27日(木)

 森岡氏から再び返信がありました。
 …「あちらから」やってくるものがあるということが成立した瞬間に、あちらからやってきたものを受け止める「こちら」が生成しています。この「こちら」は「あちら」には還元できず、またこの「こちら」は、「こちらから読み込む」というような主体とも異なります。…
 この短いやり取りでどこまで意思疎通ができたか分かりませんが、ぼくが何となく感じたのは「あちらから一方的にやってくる」ということに対して森岡氏が忌避感情を持っているのではないかということです。「あちらからやってくるものがある」ことにすべてが「還元」されてしまうと、「こちら」の主体性が損なわれてしまうのではないかという危惧と言えばいいでしょうか。
 しかし「あちらから一方的にやってくる」としますと、「こちら」の主体性が危機に瀕するのでしょうか。そうは思いません。むしろ「あちらから一方的にやってくる」からこそ、「こちら」の主体性が成り立つと思うのです。「あちら」から一方的に声がやってくるから、ぼくらはそれに支えられて、「こちら」から困難に立ち向かっていけるのです。
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